尼崎市教員、感染報告せず授業 自分で体調回復と判断、児童ら検査へ

[PR]

 兵庫県尼崎市教育委員会は1日、市立小学校の教員が新型コロナウイルスに感染したことを報告せずに授業をしていた、と発表した。この教員が住む市外の保健所から「本人に連絡がとれない」と市教委に電話があって発覚した。この学校は3日まで臨時休校する。

 市教委によると、教員は8月25日に発熱。医療機関での抗原検査で陽性が確認された。教員は翌26日、陽性の事実を学校側に伝えずに「鼻水が出て体調がすぐれない」と年休を申請した。この時、学校側も新型コロナ検査をすすめなかったという。

 教員は29日まで休んだが、体調が回復したと自分で判断して始業式のある30日に出勤。担任クラスで4時間目まで授業した。同日午後6時ごろ、市外の保健所から連絡があったという。教員の年代や性別、学校名は個人の特定につながるとして明らかにしていない。

 市教委の担当者は「感染拡大防止対策をないがしろにした問題行動。厳しく対処したい」。ただ教員に詳しい事情を聞き取れていないという。尼崎市保健所は授業中にマスクを着用しており、濃厚接触者は確認されていないとしている。体調不良の報告はないが、学級児童33人と同校教員ら計38人にPCR検査を実施する。中塚久美子

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]