妻は語る、悲しみ・命の大切さ… 14年前、人違い銃撃事件で夫失う

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松岡大将
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 14年前、夫は暴力団関係者と間違えられて銃撃され、亡くなった。その体験を、残された妻が語っている。「二度と私たちのような悲しい家族を生み出さないために」。そして命の大切さを感じてもらうために。

 2007年11月8日朝のことだった。趣味のラグビーで足をけがして佐賀県武雄市の病院に入院していた宮元洋さん(当時34)は、病室に入ってきた男にいきなり拳銃で2発撃たれた。

 連絡を受けて急いで病院に向かいました――。妻の篤紀(あつき)さん(49)は7月、佐賀大学で主に法律を学ぶ学生たち約70人を前に、その日のことを語り始めた。

 夫が亡くなるなんて、全く考えていなかった。乱射があったのか、流れ弾が当たったのか。だが現場に着くと、物々しい雰囲気に異変を感じた。

 看護師に状況を聞くと「蘇生…

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