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EUの成人7割が接種したのに…各国苦心、ドラキュラ城でもワクチン

有料会員記事新型コロナウイルス

ベルリン=野島淳、ブラン=疋田多揚、ロンドン=金成隆一
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 欧州連合(EU)は8月31日、域内の成人の7割が新型コロナワクチンの接種を終えたと発表した。「夏の終わりまで」とした目標は達成したが、最近は接種ペースが鈍化。未接種者を中心に感染が広がっており、各国は苦心している。

 EUの行政を担う欧州委員会によると、18歳以上の2億5600万人以上が2回または1回の必要な接種を終え、成人の7割に達した。

 ただ、1週間あたりの接種回数はピーク時の6月に比べて4割以下に落ち込んだ。ワクチンに不信を抱く市民が一定数いるためだ。

 一方で、未接種者を中心に感染が続く。フランスでは連日約2万人が感染し、100人前後が亡くなっている。仏政府の分析では、5月31日~7月11日に国内で感染して死亡した926人のうち、78%にあたる720人が未接種だった。

 フランスでは接種を進めるため、外食や通院などの際に接種証明か陰性証明の提示を8月から市民に義務づけているが、「自由の侵害だ」として反発するデモが毎週行われている。8月下旬、パリでデモに参加した劇場照明係のエマニュエル・エダンさん(23)は「私は健康で持病もない。コロナより交通事故で死亡する確率の方が高い。政府はワクチンがなぜ必要か、きちんと説得もせず強制している。こんなやり方はおかしい」と訴える。

 ドイツでも6月下旬には感染…

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