皮付き桃使った「ピーチエール」 大阪・泉佐野のビール醸造所が販売

西江拓矢
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 和歌山県産の桃を使い、大阪府泉佐野市のクラフトビール醸造所が「PEACH ALE(ピーチエール)」を開発し、1日から販売を始めた。皮つきの桃を使い、香り高く仕上がったという。

 桃は栽培が盛んな同県紀の川市産。傷がつくなどして市場に出せない規格外の桃と、麦芽、ホップを原料とし、クラフトビール醸造所「泉佐野ブルーイング」が醸造した。税法上は「発泡酒」。

 同醸造所は、2020年開業。醸造所の運営会社「Grande Limite」によると、桃の香りを最大限生かすため、産毛をとって皮ごとカットした桃を使用。ホップのさわやかな苦みと桃の甘い香りが調和するように仕上がった。香りを楽しむためには、キンキンに冷やすより、少し温度を高めにした方がいいという。

 紀の川、泉佐野の両市は特産品相互取扱協定を結んでおり、今回の新商品開発につながった。規格外品を原料とすることで有効活用の幅が広がり、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みにもなるとしている。醸造所では今後、ハッサクなどを使った商品開発にも取り組んでいく。

 9月中は、特別価格で330ミリリットル入りで660円(税込み)。以降は770円(同)の予定。泉佐野ブルーイング(072・468・6766)などで販売している。(西江拓矢)