熱戦と悪天候で終了は午前2時過ぎ 車いすテニス日本ペアが銅獲得

稲垣康介
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 これは死闘と呼んで差し支えないだろう。東京パラリンピック車いすテニス混合上下肢障害ダブルスの3位決定戦が1日、東京・有明テニスの森公園で行われ、54歳の諸石(もろいし)光照と40歳の菅野浩二のペアが英国ペアをフルセットの末に破り、この種目で日本勢初のメダルを手にした。

 諸石は筋力が落ちるギラン・バレー症候群を患い、リハビリを兼ねて車いすテニスに出会った。今回が3大会連続出場で、45歳のときに初出場した2012年ロンドン大会の4位を上回った。

 15歳のときの交通事故で上半身にも障害がある菅野は5年前、障害の軽いクラスから転向した。その後、日本のエースに上り詰め、今回が初出場。シングルスでも3位決定戦に残っており、2種目でメダルのチャンスがある。

 ダブルスの銅メダルをかけた戦いは、深夜にまで及ぶ熱戦となった。屋外の1番コートで始まったが、試合途中に雨天で中断に。その後、屋根のあるセンターコートに舞台を移し、同種目決勝が終わってから午後11時26分、第1セットの第4ゲーム途中から再開した。そのセットで日本ペアは第9ゲームで相手チームに三つのマッチポイントを与えながら踏ん張ってキープ。7―5で先取した。第2セットは3―6で失ったものの、気落ちせずに最終セットを7―5で制した。

 会場内の時計は試合終了時、2日午前2時1分を示し、試合所要時間は3時間を超えていた。稲垣康介