三菱重工業の債権差し押さえ命令を解除 韓国地裁、元徴用工訴訟で

ソウル=神谷毅
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 韓国大法院(最高裁)が三菱重工業に元徴用工らへの賠償を命じた確定判決をめぐり、韓国の地裁が、いったん認めた「韓国企業との取引で生じた三菱重工業の債権の差し押さえ」の命令を解除した。

 2日に命令解除の通知を受けた原告側の代理人によると、差し押さえ命令が出た後、取引先とされた韓国企業LSエムトロンが「債権者は三菱重工業ではなく、三菱重工業エンジンシステムだ」との陳述書を水原地裁安養支部に提出した。原告側もこの主張を事実と確認し、差し押さえ請求の取り下げを求めていた。(ソウル=神谷毅)