ばらばらの被災者、つながりを再び 北海道胆振東部地震3年

有料会員記事

西川祥一
[PR]

 2018年に発生した北海道胆振東部地震から、もうすぐ3年になる。仮設住宅があった頃には被災者が一緒に住んでいたが、原則2年の入居期限後は、移転でばらばらになった。被災者同士で培ってきたコミュニティーを、移転先で作り直そうという動きもある。

 8月初旬、北海道厚真町の災害公営住宅「新町のぞみ団地」では、移転してきた被災者7人がバーベキューを楽しんだ。団地は18世帯が入居するが、同じ仮設住宅から引っ越したのは半数だけだ。昨年10月に引っ越してから、初めてのイベントになった。

 震災で肉親を失った人、自宅の再建をあきらめた人、一人暮らしの高齢者。互いの近況などを語り合った。参加した男性は「仮設住宅のころは体操教室に参加したり、談話室でお茶をのんだり。いまはなかなかできない。こういうつきあいが大切なんだ」。

 町内の被災者は一人暮らしの…

この記事は有料会員記事です。残り903文字有料会員になると続きをお読みいただけます。