みんな違う、だからいい 多様性示した谷真海の「アビイ・ロード」 

野村周平
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 「みんなちがって、みんないい」

 パラトライアスロン日本代表の谷真海が、1枚の写真にこの言葉をそえたツイッターが、大きな反響を呼んでいる。

 片手のない選手、車いすの選手、義足や義手の選手……。6人の仲間と選手村で撮った写真には、大会の理念である「多様性と調和」が表現されていた。

 谷は2日、国際パラリンピック委員会と大会組織委員会の定例記者会見に招かれ、東京招致を決めた8年前の演説からの長い旅路を笑みを交えて振り返った。その中で、この投稿が誕生した経緯を語った。

 ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」のジャケット写真のような構図で投稿された五輪選手の写真を見て、「私も撮りたい」と考えていたという。競技が終わった8月末、代表選手たちと記念撮影した後、土田和歌子や宇田秀生らに声をかけ、晴れた選手村の横断歩道を7人が一列で歩く写真が完成した。

 2日時点で2万8千を超える「いいね」の反応に、谷は「びっくりした。日本のダイバーシティーはすごく明るいと感じた」と笑顔だった。「色々な人が混ざり合って調和していくのが理想。10年後か20年後、パラをきっかけにこんな社会になったね、と言えるようにしていきたい」(野村周平)