シャワー室問題の市川市長、追及の市議を逆告発「市職員にパワハラ」

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 千葉県市川市村越祐民市長は2日、男性市議(無所属の会)が市職員にパワーハラスメントを行ったとして、市議会に厳正な対処を求めた。この市議は、市の公用車に高級電気自動車テスラが導入された問題や、市長室のシャワー室問題を追及するなど、市長と対立する立場にある。

 村越市長は8月24日の定例会見で、男性市議を名指しし、パワハラ問題を突如告発。毎春の職員アンケートで庁内のパワハラの訴えが多く、新たに調査した結果、職員9人がこの市議のパワハラを訴えたとした。

 村越市長が市議会に提出した申し入れによると、この市議の主なパワハラとして、脅迫▽暴言▽資料強要▽執拗(しつよう)な叱責(しっせき)▽無視▽侮蔑の6項目で「威圧的、高圧的な言動がある」「度重なる無視」など18件を指摘。「退職した職員や病気休暇を取得した職員、不眠や高血圧などの薬を服用している職員もいる」とした。

市議「指摘は不自然、意図的」

 一方、この市議は、市長室のシャワー室問題を市議会で初めて明かすなど、追及の急先鋒(きゅうせんぽう)的な立場だった。この市議によると、これまで市側からパワハラに関する聞き取りや抗議はなかったという。

 「パワハラは事実ではなく、指摘には不自然な点が多い。9月の市議会で市長の責任を追及する質問を準備し、市に通告したばかりで、意図的なものを感じる」と話した。議会中、自ら議場に立って市長に真相を問いただすという。

 市議会は3日開会。市長の申し入れは、各会派で意見集約し、対応を協議するという。市議会内では「市長がしかけた政治的な駆け引きではないか」「音声データなどの証拠はあるのか」との声も出ている。

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