マウンティングやアンチにどう対処? SNSの悩みを精神科医に聞く

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聞き手・田中章博
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 メンタルドクターSIDOWさん(34)は、精神科専門医の傍ら、ユーチューバーとして発信をしています。SNSの悩みとの向き合い方や、専門医として情報を伝えてきた経緯を聞きました。

 精神医療や心理について、3年前から動画を配信しています。コミュニケーションに役立つSNSについては、私のチャンネルでも触れることがあります。便利な半面、やりとりに疲れたり、悩んだりする人も増えています。

 ある患者さんは、ツイッターに批判が繰り返し寄せられ、気に病んでイライラしていました。会ったこともない人からのコメントには、必要以上にとらわれないように勧めています。他人の感情や考えは、自分でコントロールできないからです。人に合わせて感情を振り回されると、自分が不安定になりやすくなります。

 SNS上のコメントで、「自分が上だ」と誇示するマウンティングをとる人がいます。自分の優位性を示す行為で、単純な自慢の人もいれば、無自覚の人、アドバイスのつもりの人もいます。繰り返す人にとっては、自負の強い分野やコンプレックスがあるテーマだったのかもしれません。

 気に入らない発信者とそのコミュニティーに繰り返し攻撃する「アンチ」と呼ばれる人たちにも、深入りしないほうが賢明です。特定の人やコメントの繰り返しが不快なら、表示をブロックしてもいいでしょう。

 精神医療や心理についてYouTubeで発信するメンタルドクターSIDOWさん。後半では、現役医師として発信する意義や、精神科医となったきっかけについても語ります。医師になる契機となった高校時代の出来事とは。

何となくできるルールが怖い

 ママ友同士のLINE(ライン)などのグループでも注意が必要なことがあります。集団やグループが怖いのは、何となくその空間のルールができてしまうことです。

 例えば、レスはすぐに入れる…

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