開けて、引き出し、天板置く 組み立て簡単「はや楽」段ボールベッド

有料会員記事

松永佳伸
[PR]

 店舗などの内装設計や施工を手がける岐阜県各務原市の「インサイトワーク」が、避難所などで便利な段ボールベッド「はや楽ベッド」を開発した。ベッドの下にはペットボトルや着替えなどを収容するスペースも確保し、慣れれば道具なしで30秒ほどで組み立てられるという。

 開発のきっかけは、中嶋真嗣(なかしままさし)社長(56)が「避難所の段ボールベッドは、女性や高齢者では組み立てられない」という声を聞いたことだった。

 中嶋さんは内装工事に長く携わり、2年前に独立。内装設備からの減災を図るため、独立後、防災士の資格を取った。軽くて強度が高い段ボールを使った家具づくりを手がけていたこともあり、誰でも簡単に組み立てられるベッドを考えた。

 収納時の大きさは長さ111センチ、幅37センチ、高さ21センチ、重さ10・4キロ。格子を蛇腹状に折りたたむことでコンパクトに収納。持ち運びがしやすいように軽量化を図った。精密機械を梱包(こんぽう)する高強度段ボール素材を使うことで、300キロの重さにも耐えられる。

 組み立ては、箱を90度に起こし、箱の中の土台を伸ばしながら引っ張り出すだけ。四隅にプラスチック材を差し込んで固定し、二つ折りになった3枚の天板を順番に乗せて平らにすれば、長さ192センチ、幅80センチ、高さ36センチのベッドが完成する。中嶋さんは「避難した人が自力で組み立てられます」と胸を張る。

 天板を上げると、18個に分…

この記事は有料会員記事です。残り434文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る!】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら