マラウイ代表へ贈る応援歌 仕掛け人は千葉・君津の小学校教諭

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荒ちひろ
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 東京パラリンピックに出場した163の選手団のうち、選手1人で臨んだ国・地域は約30ある。2日の陸上女子400メートル(視覚障害T13)に出場したマラウイ代表のタオネレ・バンダ選手(25)もその一人だ。アフリカ南東部の内陸国から大会に挑む選手を、千葉県君津市の「先生」が祖国の音楽家とつくったある歌が、勇気づけた。

 I’m just who I am(私は私)

 This is the way I am(これが私の進む道)

 I win against myself(自分自身に打ち勝つんだ)

 東京五輪・パラリンピックのマラウイ選手団のためにつくられた応援歌「The Time Has Come(時は来た)」の一節だ。

 歌を贈ったのは、君津市教委に勤める田仲永和さん(38)。小学校教諭の田仲さんは2017~19年、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてマラウイに赴任し、教員養成の大学で算数などの指導法を教えた。

 楽しく学べるようにと、現地の音楽家と「かけ算ソング」や「なわとびソング」をつくった経験から、帰国後の19年秋ごろ、東京大会に向けてマラウイ選手団の応援歌をつくろうと思い立った。

 さっそく現地の音楽家に作曲を依頼し、同国の五輪、パラリンピック委員会の協力も取り付けた。田仲さんが英語や現地のチェワ語を織り込んだ歌詞をつくり、マラウイに送った。当初は現地を訪れて歌を完成させる予定だったが、コロナ禍のため完全リモートでの作業になり、大会も1年延期された。

 19年秋時点で作曲者は「1…

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