総務省若手有志、省内改革を提言 「企業との接触、過度に恐れるな」

山本知弘
[PR]

 幹部職員の接待問題に揺れた総務省情報通信行政部局の若手有志が3日、省内改革の提言を発表した。一連の不祥事を踏まえて許認可を担うポストを特定の個人に偏らせないことや、ルールにのっとった官民交流ができる勉強会の場などを求めた。

 提言をまとめたのは、7月にできた「若手改革提案チーム」の有志45人。「通信・電波」「放送」などの個別分野でめざす政策や、組織風土・働き方の見直しをA4判17ページにまとめて発表した。高額接待で幹部が処分された民間企業との交流をめぐっては「接触を過度に恐れて情報が得られなくなる事態は避けなければならない」と指摘。職員が専門性を磨けるよう、民間への出向機会も増やすべきだとした。

 とりまとめ役を務めた情報通信政策課の西潟暢央企画官(46)は「20年ちょっと在職しているが、こうした形で提言をまとめたのは初めて」とし、提言を政策議論や働き方改革にもつなげたいとした。(山本知弘)