英語×ITで将来切り開く 独自の教育で日本人増、インド系インター

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笠原真
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異文化教育に学ぶ(4)

 「グローバル・インディアン・インターナショナル・スクール(GIIS)東京」は、在日インド人が多く住む東京都江戸川区で2006年に創立された。インド式教育でIT分野などに力を入れ、日本人生徒も増えている。

インド系をはじめ、欧米系やコリア系など、インターナショナルスクールの種類はさまざまです。インターを選ぶ際に気をつけるべきポイントは? そしてメリットは?記事後段で、国際教育評論家に聞いています。

 小学5年生のクラスでは、「ロボティクス」の授業の最中だった。生徒はグループに分かれ、専用キットで組み立てた車輪付きロボットが進む速度や方向をパソコン上でプログラミングする。動いた距離や車輪の回転数を記録しながら、「次は25%まで速度を落とそう」「車輪が大きければ回転数が少なくても遠くまで動くね」と英語で声をかけ合って実験を重ねた。

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「ロボティクス」の授業でプログラミングとロボットの操作をする児童ら。日本人やインド人の児童が一緒に学んでいる=2021年7月7日、東京都江戸川区、笠原真撮影

 山下鎧吏(かいり)君(10)は「自分でプログラミングをして、自由にロボットを動かせるのが楽しい」。担当するグルモルティ・ジャヤンティ教諭は「ロボティクスは数学、物理、ITなどの様々な要素を学べる。楽しく学ぶことで、複雑な内容にも興味を持てるようにしている」と話す。

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「ロボティクス」の授業でプログラミングとロボットの操作をする児童ら。インド人教師が教え、日本人も学ぶ=2021年7月7日、東京都江戸川区、笠原真撮影

 GIISにはプリスクールから高校まであり、二つのコースを選べる。インド式カリキュラムのCBSEコースは、インドの大学への進学が前提で、インド人が教員の大部分を占める。世界共通の大学入学資格が得られる国際バカロレア(IB)コースは欧米式の教育で、教員は米国や日本、フィリピンなど多国籍。いずれもITや理数系の授業は豊富で、学年が上がればコマ数も増える。希望すれば途中でコースを移ることもできる。

 小1からの語学教育も充実し…

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