秋元議員に懲役4年の実刑判決 IR汚職・証人買収

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三浦淳
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 カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐり、収賄と組織犯罪処罰法違反(証人買収)の罪に問われた衆院議員・秋元司被告(49)=東京15区=に対し、東京地裁は7日、懲役4年、追徴金約760万円(求刑懲役5年、追徴金約760万円)の実刑判決を言い渡した。丹羽敏彦裁判長は「最低限の順法精神すら欠如している」と批判した。弁護団は即日控訴した。

 秋元議員は「到底納得できない」「衆院選に立候補する考えに変わりはない」とコメントした。判決が確定していないため公職選挙法上、立候補は可能だ。

 判決によると、秋元議員は内閣府副大臣だった2017~18年、IR参入を目指す中国企業側から現金や旅費など計約760万円の賄賂を受領。20年には、保釈中に支援者らを通じ、贈賄側に現金計3500万円の提供を申し出て裁判で偽証するよう依頼した。

 秋元議員は無罪を主張したが、判決は贈賄側の証言などから賄賂の受領を認め「IR事業の職務の公正を損なった」と指摘。証人買収は「保釈直後から前代未聞の司法妨害におよんだ。刑責は重い」と非難した。

 秋元議員は衆院3期目。逮捕された19年12月に自民党を離党した。(三浦淳)

 カジノを含む統合型リゾート

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