上地結衣、譲らなかった信念 メダリストの原点はロンドン

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稲垣康介
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 東京パラリンピック車いすテニス女子シングルスで3日深夜、上地結衣が銀メダルを手にした瞬間を記者席で見届けた。試合後、涙が止まらなかった理由を彼女は明かした。「本当に悔しいですけど、やりきったと思います。そういう意味の涙でもあるし、負けるのがすごく嫌なので、負けた悔しさもあります」

 上地のパラリンピックの軌跡は、2012年ロンドン大会が出発点だ。

 迷子になりかけた開会式のときの「恩人」の話を、面白おかしく聞かせてくれたことがある。

 「開会式が終わり、選手村に…

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