深夜の逆転劇 菅井八段が佐藤天彦九段下す A級順位戦

佐藤圭司
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 来春の将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催)での渡辺明名人(37)=棋王、王将とあわせ三冠=への挑戦権を、トップ棋士10人で争う「第80期将棋名人戦・A級順位戦」の3回戦(全5局)の3局目として、菅井竜也八段(29)と佐藤天彦(あまひこ)九段(33)の対局が9月3日、大阪市福島区関西将棋会館で指された。先手番の菅井八段が127手で勝ち、今期A級での成績を2勝1敗とした。敗れた佐藤天彦九段は1勝2敗となった。終局は、翌4日午前0時28分だった。(佐藤圭司)

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    高津祐典
    (朝日新聞文化部次長=囲碁将棋、文化)
    2021年9月4日10時56分 投稿
    【視点】

    将棋観戦を楽しむ「観る将」の醍醐味が味わえる熱戦でした。 終盤、先手の菅井竜也八段の王さまは上部に脱出して盤上を漂い、今にも寄せられてしまいそうな時間が続きます。菅井八段は自らの頰を何度も張り、太ももを叩いて気合を入れました。佐藤天彦