「尋常じゃない努力の人」 元伴走者が見たパラマラソン・道下選手

有料会員記事

宮野拓也
[PR]

 東京パラリンピック最終日の5日、女子マラソン(視覚障害T12)に山口県下関市出身で、福岡県太宰府市に住む道下美里さん(44)が出場する。銀メダルを獲得したリオデジャネイロ大会で伴走した堀内規生(のりたか)さん(40)=福岡県篠栗町=はあの時の悔しさを胸に、力強さを増した道下さんにエールを送る。

 堀内さんは東京で会社員をしていた2009年に減量のためにマラソンを始め、その後、フルマラソンの記録は3時間を切った。走り始めてほどなく、知り合いが伴走した選手が上手にコーナーを曲がる様子に感心し、興味を持った。

 選手と伴走者を結ぶのは1本のロープだけ。最初は苦労したが、様々な選手と練習を重ね、選手によって必要とされる情報が違うことを知り、走る前のヒアリングの大切さに気づいた。

 13年、福岡に戻って参加した視覚障害者のランナーズクラブに道下さんがいた。半年後に伴走を頼まれると、国際大会でも一緒に走るようになった。

 道下さんと走り出した当初…

この記事は有料会員記事です。残り449文字有料会員になると続きをお読みいただけます。