1700人動員して「密」避けて 明日早朝、東京都心でパラマラソン

斉藤佑介
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 東京パラリンピックの陸上男女マラソンが5日朝、東京都心で行われる。新型コロナウイルスの感染リスクへの懸念を受け、大会組織委員会は自宅観戦を呼びかけるほか、沿道に立つスタッフを増員して観戦自粛を求める。

 マラソンは午前6時半に男子車いす、同40分に女子車いす、同50分に男女の視覚障害と男子上肢障害の選手がそれぞれスタートする。国立競技場(東京都新宿区)発着で、東京タワーや浅草、皇居など都内の名所を巡る42・195キロのコースで競う。

 感染防止のため、組織委は新聞やテレビ、SNSなどで「自宅観戦」を呼びかけるほか、5日の当日は総勢1700人のスタッフが観戦自粛を求めるプラカードを掲げ、沿道に立つ。

五輪マラソンでは密集、札幌市

 札幌市で8月にあった五輪のマラソンはスタートや折り返し地点などで密集が発生したといい、東京でも重点的に注意を呼びかけることにした。組織委の中村英正・運営統括は「大会の最後に、都内であるということで人が集まる。密にならぬよう、声を出さないようお願いする」と話した。

 五輪・パラのマラソンをめぐっては、当初はいずれも都内で実施予定だったが、2019年11月に暑さ対策として五輪のみ札幌へ移転。パラだけが都内開催となっていた。斉藤佑介