ボコ・ハラム戦闘員ら6千人が投降 最高指導者が死亡し弱体化か

ヨハネスブルク=遠藤雄司
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 ナイジェリア軍は2日、同国のイスラム過激派ボコ・ハラム」の指揮官や戦闘員、その家族ら約6千人が過去数週間の間に投降したと発表した。AP通信などが伝えた。最高指導者アブバカル・シェカウ容疑者が5月に死亡したことを受け、組織の弱体化が進んでいるとみられる。

 同通信によると、ボコ・ハラムの活動が活発な北東部ボルノ州の知事は、過去の襲撃によって家族を失った遺族や同僚を失った軍人が多数いることから、投降した戦闘員らの受け入れについて、「とても難しい状況」と話しているという。

 シェカウ容疑者は今年5月中旬、ボコ・ハラムから分派した過激派「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」との戦闘の末、自爆したとされている。

 ボコ・ハラムは2014年、ボルノ州の中等学校を襲撃した。女子生徒276人を連れ去り、戦闘員との結婚やイスラム教への改宗を強制したことなどで国内外から強い非難を浴びてきた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司