きじま流は面倒なあぶりも魚もいらない 大葉の香りがうれしい冷や汁

岩沢志気
【動画】きじまりゅうたさんが薬味をおいしく活用するレシピを紹介。今回は大葉の風味が食欲をそそる「大葉とみょうがたっぷり 冷や汁ごはん」
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 料理研究家きじまりゅうたさんが考案した料理を提案する企画「きじまりゅうたのおうちごはん」。薬味をテーマに4品を紹介していますが、第3弾は「大葉とみょうがたっぷり 冷や汁ごはん」です。ミョウガと大葉の風味を生かして、ご飯をさらさらとかき込める一品です。

 冷や汁は、宮崎県郷土料理として有名です。ただ、埼玉県山形県など他の地方でも郷土料理として親しまれています。宮崎県の食べ方で中心的なものは、魚を焼いた身をほぐして、すり鉢に入れ、ゴマやみそとすり合わせた後、それをすり鉢の縁に薄くのばして、火であぶるというものです。

 一方、現在、火であぶれるようなすり鉢がない家庭も多いと思います。また、魚を焼くのも手間がかかります。そこで、きじま流にアレンジ。アルミ箔(はく)にみそを広げて、オーブントースターや魚焼き器で焼くことで簡略化しました。その際、焦げすぎないようによく見張りながら焼く必要があります。

 さらに、焼き魚の代わりに削ったかつお節を入れることでうまみを追加していきます。きじまさんは「水で溶いただけとは思えないうまみを感じますよ」と語ります。

 薬味として加える大葉は包丁で切らず、手でちぎって入れることで香りが立ちやすくなります。氷を入れて冷やしたものをご飯にかけていただきます。きじまさんは「キュウリ、ミョウガの食感と大葉のかんだ瞬間の香りが楽しめますよ」と話します。

 追加の薬味としてショウガの千切りなどを入れてもおいしいとのことです。(岩沢志気)

きじまりゅうたさんの略歴

 きじま・りゅうた 祖母で料理研究家の村上昭子さん、母で料理研究家の杵島直美さんから多彩な家庭料理を学ぶ。子育て世代に響くアイデアメニューが雑誌や料理サイトで人気。「きょうの料理」「キユーピー3分クッキング」にも出演中。1981年生まれ。「NHK きじまりゅうたの小腹すいてませんか? パパッとレシピ」(宝島社)「きょうも明日も炒めもの」(学研プラス)など著書多数。

材料(2人分)

冷やごはん:2膳

キュウリ:1/2本

ミョウガ:1個

塩:小さじ1/4

みそ:大さじ2

かつお節:4g

白すりゴマ:大さじ1

大葉:4枚

冷水:400ml

氷:適量