世界的指揮者ミシェル・コルボさん死去 「レクイエム」などで名録音

 ミシェル・コルボさん(スイス指揮者)が、スイス公共放送の報道によると2日、心不全で死去した。87歳だった。

 作曲と声楽を専門に学び、宗教音楽を得意とした。61年、ローザンヌ声楽・器楽アンサンブルを創設。ルネサンスからバロックにかけての合唱音楽の復興に貢献し、モンテベルディの再評価に力を尽くした。柔らかなハーモニーと女声の代わりにボーイソプラノを起用する透明感のある音色で人気を博し、フォーレやモーツァルトの「レクイエム」で数々の名録音を残した。89年に初来日。音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」にもたびたび出演した。