コートに滑りやすい「グリセリン」 日本選手がけが 組織委おわび

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 東京パラリンピックの大会組織委員会は4日、8月27日にあったゴールボールの試合中、日本選手がけがをする事故があったと発表した。コートに使う消毒液に滑りやすい成分が入っていた。2日前に滑りやすさを指摘されていたが原因がわからず、改善する前に事故が起きた。

 組織委によると、日本チームは8月25日、千葉市幕張メッセであった試合後、「コートの床が滑りやすい。(清掃用の)モップに何か塗られているのでは」と指摘。27日のブラジルとの試合中、チームの主将天摩由貴選手がけがをした。関係者によると滑って足首を痛めたという。

 組織委のその後の調査で、消毒液に「グリセリン」の成分が使われており、滑りやすくなっていた可能性があることが判明。翌28日夕方から、別の消毒液に変更したという。

 組織委は「25日の指摘をふまえ、すぐに対処できなかった点を深く反省している。負傷された天摩選手におわびとともに心よりお見舞いを申し上げます」とした。ゴールボールは3日まで行われ、女子日本チームは銅メダルを獲得した。