パンダ導入めざす八木山動物公園、大改修へ より野生に近い環境に

申知仁
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 仙台市は来年から、八木山動物公園フジサキの杜(太白区)の大規模改修に乗り出す。1965年の開園から60年近くが経つ施設を建て替え、より野生に近い環境に近づける。導入を目指すジャイアントパンダのスペースも確保する。

15年かけ96億円を投入

 計画案によると、改修は来年2月から2037年度までの15年以上にわたり、総事業費96億6400万円。原則として開園しながら、順次工事をする。

 ジャイアントパンダの展示スペースは東門の近くを予定。隣にレッサーパンダ舎を配し、自然界への適応の過程でササや竹を常食するようになった両者の比較展示を通して、生物の進化を考えるきっかけを作る。周辺には「南米館」を新設し、リスザルやアカアシガメなどを混合展示する。

 キリンやシマウマなどを放し飼いにする「アフリカ園」近くには、ライオンやチンパンジーなどアフリカ産の動物を集める。全体的にオリ型の展示を減らし、本来の生息環境に近づけて、生き生きとした姿を見られるようにするという。

 緊急事態宣言の発令を受け、同園は12日まで閉園している。(申知仁)