埼玉・大野知事「地味」評を一蹴 「小池知事になれません」とチクリ

有料会員記事新型コロナウイルス

聞き手・贄川俊、川野由起
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 埼玉県の大野元裕知事が就任してから8月31日で2年になった。新型コロナウイルス対策では、感染力の強い変異株(デルタ株)の影響で感染者が爆発的に増え、県内の病床は逼迫(ひっぱく)した状況が続く。この危機的状況にどう対応するのか。8月下旬、政策課題などについてインタビューした。

 ――コロナ対策を続けて1年半が過ぎた。

 「私たち(知事)は前線の指揮官だ。戦術的にターゲットを絞り、どうやって(感染拡大を)潰していくかが仕事。戦略的な目標は昨冬から変わっていない。重症者や死亡者を減らすことだ。戦術的な目標として、例えば、ワクチン接種が広がる前に抑えたのは高齢者の感染。次に40~50代だが、ワクチンが入ってくると、もう1回高齢者が相対的に上がるはずだ。あとは若い人。重症化のリスクも今のところ相対的に少ないが、一番脆弱(ぜいじゃく)なのは基礎疾患を抱えている、例えば障害者とか。ポイントを絞って進めていく」

 ――政府のコロナ対策をどう見ているのか。

 「相対的に見るしかないが、世界的にみて日本の死亡率はすごく低い。そこは評価すべきだ」

 「ロジスティックスや制度としての法律を整えるのが政府の役目。総合的にみて評価するところはあるが、個別にみると、不満もある。例えば、人口あたりの病床数や医師数をみると、埼玉はかなり低い。東京都内の病院に普段通う県南部の人でも、感染症対策となると、『県内で対応しなさい』となる。国から来るお金も、使える先が決まっている」

 ――国からのワクチン供給について、特に不満が大きかったようだが。

 「ワクチンを確保できなかっ…

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