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8月の重症者「ゼロ」の墨田区に注目 重症化防ぐ最大のポイントは 

有料会員記事新型コロナウイルス

抜井規泰
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 国内で新型コロナウイルスの重症患者が増え続ける中、「重症化を食い止めている」として、注目を集めている自治体が東京都内にある。墨田区だ。同区によると、8月に入ってから新型コロナウイルスで重症化した区民は出ていないという。重症化を防ぐ、その取り組みとは――。

 墨田区の担当者は「迅速なワクチン接種と、保健所と医療機関との緊密な連携」が、重症化を防ぐ最大のポイントだ、と指摘する。

 一般的に、PCR検査でコロナウイルスへの陽性が判明すると、まず検査を受けた医療機関から本人に結果が伝えられる。墨田区では、情報が保健所に共有されると、同日中か、遅くとも翌日には保健師が本人に接触し、基礎疾患の有無や体調などを聞き取る。この「初期接触」が、その後のケアに直結する。

 保健師は、感染者の状態から入院が必要か、宿泊施設での療養か、自宅療養かを判断。自宅療養者には、墨田区が外部に委託している「健康観察チーム」が毎日連絡を入れ、容体の変化を見守り、体調をチェックし続ける。一方、保健所では区内でコロナ患者を受け入れている医療機関と連携し、病床数の最新の状況のアップデートを続けている。

■保健所がつなぎ役…

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