阪神、首位奪還 「死ぬ気で打ちにいった」大山悠輔が逆転サヨナラ弾

KANSAI

内田快
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 (4日、プロ野球 阪神タイガース4―3読売ジャイアンツ)

 勝てば首位、負ければ巨人の背中が遠のく。この大一番で、阪神の大山悠輔が輝いた。

 1点を追う九回。巨人の守護神ビエイラから、先頭の糸原健斗がファウルで粘って左前安打を打つ。ここで6番大山が打席へ。「死ぬ気で打ちにいった」。2球目、156キロの内角直球を捉えた。高く舞い上がった打球は左翼席に飛び込んだ。

 梅野隆太郎の2ランで一度は逆転するも、巨人の岡本和真に2ランを打ち返され、再びリードを許した。八回は1死満塁でマルテが遊ゴロ併殺打に倒れるなど、重苦しいムードが漂っていた。

 だが、成績不振から4番を外されて6試合目。大山は調子を上げてきていた。3日前の中日戦は決勝適時打、前夜の巨人戦は同点の2点二塁打。ここぞで結果を残せるようになっていた。

 ダイヤモンドを一周すると、本塁でチームメートから水をかけられ祝福された。矢野燿大(あきひろ)監督は「悔しい思いをしていた(大山)悠輔がこうやって打ってくれてうれしい。悠輔が帰ってきてくれると頼もしくなる」。就任1年目から4番として起用してきた26歳の活躍に目を細めた。

 巨人に2連勝。7日ぶりに1位に立った。4番を外れてからというもの、全体練習の前に打撃練習を黙々とこなしてきた背番号3。「本当に大事な一試合というのは分かっていたので勝つことができてよかった」。これ以上ない形で完全復活を印象づけた。(内田快)

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