道下美里が金メダル 視覚障害の女子マラソン、リオでは銀

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 東京パラリンピック最終日の5日、陸上女子マラソン(視覚障害T12)で日本の道下美里(44)=三井住友海上火災保険=が3時間0分50秒で金メダルを獲得した。

 山口県下関市出身。角膜の難病で中学時代に右目を失明し、20代半ばで左目の視力も光をわずかに感じられる程度まで低下した。26歳で盲学校入学後に陸上を始め、2008年に31歳で初めてマラソンに挑戦した。

 この種目が初実施だった16年リオデジャネイロ大会では、3時間6分52秒で2位。17年12月に2時間56分14秒をマークし、当時の世界新記録を樹立。20年には2月に2時間54分22秒、12月に2時間54分13秒と、世界記録を2度更新し、今大会に臨んでいた。

 10選手によるレースで、20キロ付近からロシア選手と先頭を争った。30キロ過ぎに抜け出し、そこから差を広げた。