県境を越えて楽器店が連携、初の電子オルガンコンクール

長谷川智
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 遠州と三河の楽器店4社が連携し、初めての「三遠エレクトーンコンクール」を5日、浜松市中区で開いた。少子化で電子オルガンを学ぶ人が減っているため、「すそ野を広げよう」と県を超えて団結し、小中学生ら36組がエントリーして腕を競った。

 4社は足立楽器店(浜松市)など静岡県内の3社と愛知県豊川市を拠点にするオリエント楽器。昨年までは各社ごとに開き、楽器会社が主催する県や全国の大会につながっていた。近年は電子オルガンの機能を駆使する技術が評価される傾向にあるが、今回は純粋な演奏力や表現力を評価するルールを採用し、多くの人が参加しやすくした。

 楽器店の経営環境は厳しいが、実行委員長でオリエント楽器の鎌田幸伸社長は「楽器店の連携コンクールは全国でも珍しい。準備は大変だったが、息長く学ぶ人を増やしたい」と話していた。(長谷川智)