コロナ対策に66億円 臨時医療施設など 県補正予算案

松岡大将
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 佐賀県は、新型コロナウイルスに対応する費用66億円を含む総額167億1千万円の一般会計補正予算案を、9日開会予定の県議会定例会に提出する。8月の大雨の復興費用に関しては精査中といい、開会日に追加提案するという。

 コロナ関連の主なものは、白石町に臨時の医療施設を設置する費用や、宿泊療養者用に伊万里市内のホテルを追加する費用に計19億円。先月からの時短要請に伴い、協力金対象外の中小事業者に「応援金」を交付する事業費に17億6千万円を計上した。いずれも国のコロナ対応の地方創生臨時交付金を充てる。

 山口祥義知事は2日の記者会見で、地方創生臨時交付金について、「もう残りが無いのでかつかつ」と懐事情を語った。県は昨年度から今年度にかけて、382億4千万円の臨時交付金を受けているが、今回の補正予算案を加えると、そのうち379億6千万円を使うことになり、残りは2億8千万円となる。今後、国に追加の交付を求めるという。

 県はこれまで、佐賀空港(佐賀市)に「宇宙」をテーマにした多目的スペースを整備したり、県立の体育館のトイレを和式から洋式に替えたりする費用に臨時交付金を充てている。(松岡大将)