高知沖の海自潜水艦事故、当時の艦長を書類送検へ

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 高知・足摺岬沖で今年2月、海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」と民間の貨物船が衝突した事故で、第5管区海上保安本部神戸市)は近く、そうりゅうの事故当時の艦長を、業務上過失往来危険と業務上過失傷害の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。

 衝突事故は2月8日午前11時ごろ、足摺岬南東約50キロの沖合で起きた。

 そうりゅうは当時、約65人が乗艦して訓練中だった。潜望鏡やアンテナが海面に出る「潜望鏡深度」まで浮上していたところ、香港船籍の民間の貨物船「オーシャン アルテミス」と衝突したという。そうりゅう側の乗組員3人が軽傷。民間船側にけが人はなかった。

 海保は、双方の関係者に当時の状況を聞き取るなど捜査を進めてきた。そうりゅう側の安全確認が不十分で、衝突回避が遅れたと判断したとみられる。