アッケシソウ、赤紫に色づく 北海道網走の能取湖畔

神村正史
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 北海道網走市の能取湖畔で、アッケシソウの群落が色づき、辺りを赤紫色に染めている。今年は20日ごろにピークを迎えるとみられ、9月いっぱいは楽しめそうだ。

 能取湖はオホーツク海とつながる海水の湖。アッケシソウはアカザ科の一年草で、海水の入り込む海岸の草地に生え、秋に緑から赤へと色づく。色と形がサンゴに似ていることからサンゴソウとも呼ばれる。

 湖南側の卯原内(うばらない)地区には、国内最大級の約4ヘクタールの群落がある。卯原内観光協会によると、今年は8月20日ごろから色づき始めた。すでに七分ほどとなり、群落全体が赤いじゅうたんのようになっている。

 ただ、毎年9月に開かれる「能取湖さんご草祭り」はコロナ禍のため2年連続で中止になった。訪れる人は木道から静かに赤紫に染まった景色を眺めていた。(神村正史)