LINE使い1万円食事券も 若者向け接種、各地で生きる渋谷の反省

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 新型コロナウイルスの感染拡大が若年層を中心に収まらない中、30代以下を対象にワクチン接種の機会を設ける動きが加速している。重症化リスクを踏まえ、多くの自治体では高齢者を優先してきたワクチン。20代で死亡するケースもある中、感染拡大抑止の手立てとなるか。

 感染を抑えるため、6割を占める30代以下の感染者を減らす――。東京都による30代以下を対象とした渋谷区の接種会場は、こうしたねらいから設けられた。

 ふらりと気軽に立ち寄ってもらおうと、当初の条件は事前予約不要・先着順。ところが初日の8月27日は、都の想定を超える数の若者らが殺到。午前7時半にはツイッターで受け付け終了を告知する事態に。抽選制に変更した翌28日も、2千人以上の若者が抽選券を得ようと列をなした。それにより、「密」になっていることに批判が集まり、9月4日接種分から、オンライン抽選に切り替えた。

 4日分は、8128人の希望者に対し、当選者は375人。5日分も8210人に対し405人と、倍率は20倍ほど。都の担当者は「オンラインで気軽に申し込めるようになったことで、倍率はより高くなった」という。

「ひとごとじゃない」「もっと早くサポートを」若者の本音

 都によると、渋谷会場は問診…

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