キャンプ中に小3水死、父の上告退ける 主催者に賠償命じる判決確定

阿部峻介
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 佐賀県伊万里市で2010年に小学3年の男児(当時8)がキャンプ中に川で死亡し、父親がキャンプの主催者「伊万里グリーン・ツーリズム推進協議会」(市などで構成)に3374万円の賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷(山口厚裁判長)は父親の上告を退けた。1114万円の賠償を命じた一審・佐賀地裁、二審・福岡高裁判決が確定した。2日付の決定。

 一、二審とも協議会職員が監視を怠ったと過失を認めつつ、市の払った「弔慰金」を差し引いて賠償額を出したため、父親が上告していた。母親も提訴し、829万円の賠償を命じる判決が二審で確定している。(阿部峻介)