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高血圧治療アプリ「治験で効果確認」 生活習慣の改善をアドバイス

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姫野直行
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 自治医科大学とアプリ開発の「キュア・アップ」(東京都中央区)が、高血圧を治療するアプリの臨床試験(治験)で、血圧を下げる効果を確かめたと発表した。スマートフォンなどで使い、毎日の血圧や食事の内容、運動の有無を入力。減塩など、生活習慣を改善するための助言が受けられる。同社は医療機器としてアプリの製造販売を承認するよう厚生労働省に申請した。

 アプリとしては、同社が開発した禁煙治療用の製品が20年に初めて医療機器として承認され、保険適用を受けている。同社のほかにも、デジタル技術を医療に応用する動きが進んでいる。

 同社によると、治験は国内の複数の医療機関で実施。20~64歳の高血圧患者で、降圧薬を服用していない約390人を対象に、生活習慣の指導だけをするグループと、アプリを加えたグループを比較した。

 12週間後、アプリを使ったグループは24時間平均の収縮期血圧が4・9ミリHg改善したという。生活指導だけのグループよりも2・4ミリHg下がっていた。脳卒中や心不全など脳心血管病の発症リスクを10・7%低下させる効果があったと考えられるという。

 毎朝自宅で測定する血圧は…

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