オリンピック開会式に出演の上原ひろみ 「私は野菜育てるだけ」

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定塚遼
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上原ひろみ=倉田貴志撮影
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 「評価とか賞とかに、興味があるかと言われたら、全然ないですね」。世界的に高い評価を受け、東京オリンピックの開会式でもピアノを弾いたピアニスト・上原ひろみは、恬淡(てんたん)とそう言い切る。

 「賞や評価でピアノは成長しませんから。ロールプレイングゲームみたいに、ピアノがうまくなる魔法のパウダーでももらえれば別ですが」

 幼少期からの「雑食」が、その音楽性に幅を生んだ。「私は音楽にジャンルがあるということをあまり考えたことがない」と語る。「クラシックが聴きたくてホロビッツを聴いてる訳じゃなくて、ホロビッツのその音を聴きたいだけ。ロックが聴きたくてザ・フーを聴いてるわけじゃなくて、ピート(・タウンゼント)のギターを聴きたいから聴いている、というふうに」

メディアの役割は「地図を描くこと」 どんな分類でもかまわない

写真・図版
倉田貴志撮影

 だが、自分が「ジャズ・ピアニスト」などと、メディアにカテゴライズされること自体は「嫌だと思ったことはない。自分をどうカテゴライズしてもらっても構わない」。

 なぜか。「CDショップにし…

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