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病床の子どもたちを励ました「ヨギ」引退 届いた温かなメッセージ

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黒田壮吉
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 静岡市葵区の静岡県立こども病院で、療養中の子どもらに寄り添って不安やストレスを和らげる「ファシリティドッグ」として活躍した「ヨギ」が6日に引退した。9年間で延べ2万7千人の子どもたちを支えてきた。引退を前に感謝の声がたくさん寄せられている。

 ファシリティドッグは、小児がんなどの重い病気の患者らの治療に加わるためにトレーニングを受ける。看護師など医療現場で勤務経験のある「ハンドラー」と呼ばれるペアと24時間生活をともにし、平日は毎日病院に勤務。病室を回るほか、採血や点滴、リハビリ、手術の際に患者に寄り添う。子どもの前向きな気持ちを引き出すなどの効果も報告されている。

 ヨギは2011年6月にオーストラリアで生まれたゴールデンレトリバーの雄。米国ハワイで専門の訓練を受け、12年7月から同院に着任した。6月で10歳となり、高齢となったため、引退が決まった。

 「穏やかで本当にやさしい。子どもも親も、病院スタッフもヨギを見つけて、笑顔になった」。ヨギと一緒にハンドラーを引退する鈴木恵子さん(57)は振り返る。

 寝たきりだった子が姿を見つ…

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