大麻の合法成分?CBDオイルとは 貴源治も「使った」と説明

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土舘聡一
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 大麻を所持したとして、警視庁が大相撲の元幕内貴源治(24)=懲戒解雇=を大麻取締法違反(所持)の疑いで書類送検した。元貴源治は7月の日本相撲協会の聞き取りを受けた際、当初は大麻の使用を否定し、国内で人気が高まっている食用オイル「CBDオイル」を使ったと説明したという。どんな製品なのか。

 CBDオイルは、大麻草に含まれる合法成分のカンナビジオール(CBD)が原料。口から摂取するとリラックスや安眠の効果が得られるとして、コスメショップや健康食品店、通販サイトで売られている。キャンディーやグミなどの食品のほか、クリーム、電子たばこもあり、女性誌で特集される人気ぶりだ。

 国立精神・神経医療研究センター依存性薬物研究室の舩田正彦室長によると、こうした製品は米国で流行した。CBDを主成分とする抗てんかん薬が2018年に米国で認可されたことがきっかけの一つだという。

 ただ、舩田室長は「てんかん以外に効能があるかどうか、十分な裏付けがあるとは言えない」と指摘する。リラックスや安眠、美容への効果は、異なる研究が必要という。

 安全性にも疑問が残る。

 幻覚や精神異常を招く大麻草…

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