「飲む点滴」甘酒で夏の疲れをいやそう

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杉浦奈実
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 9月に入ったものの、残暑がなお厳しい。夏の疲れた体に、甘酒はいかがだろうか。冬に熱々を飲むのもおいしいが、実は「甘酒」は夏の季語。様々な栄養素が含まれていて「飲む点滴」とも言われ、疲労回復以外にも、熱中症予防や、腸の調子を整える効果も期待できるという。冷やして飲むほか、砂糖の代わりに料理に使える。

 発酵調味料の研究者で、甘酒についての著書もある東京農業大学の前橋健二教授(醸造学)は、「一年中おすすめだが、まだ暑さも残る季節の甘酒は夏ばて防止にぴったり。ぜひ活用してほしい」と話す。

 前橋さんは、甘酒の中でも特に、「こうじ甘酒」の魅力を説く。原料は米と米こうじ、水だけで、全く砂糖を加えず、米を発酵させてつくられる。健康志向を反映してか、数年前から人気だ。

 甘酒にはもう一つ、日本酒を作った過程で出る酒かすで作る「酒かす甘酒」もある。こちらは砂糖で甘みを出している。微量だがアルコールが含まれるほか、水に溶けるビタミンなどの成分が日本酒の方に移っていて、こうじ甘酒に比べて少ないといった違いがある。市販の甘酒の場合、この二つは原材料欄で見分けられる。こうじと酒かすの両方を使う商品もあるという。

 こうじ甘酒にはどんな栄養素…

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