菅氏退陣で狂った「敵失」戦略、不評買う枝野氏 立憲の描く活路は?

有料会員記事立憲2021衆院選

吉川真布 横山翼
[PR]

 立憲民主党枝野幸男代表が次期衆院選に向けた公約の第1弾を発表した。新型コロナウイルス対策をめぐり、菅政権の「敵失」で議席を伸ばそうとする戦略は、菅義偉首相の事実上の退陣表明で崩れた。自民党総裁選が注目されるなか、「政権の選択肢」としての存在感を発揮したいが、立憲内には焦りが広がる。頼みの綱は共産党との「野党共闘」の強化だ。

 「この4年間で、明確に自民党か立憲民主党かということを、国民に選択していただける状況は作れた。まさに二者択一をしていただける状況は作れた」

 衆院選の公約第1弾を発表した枝野氏は7日、記者会見でこう力を込めた。

 発表した公約には「自民党は絶対できず、差別化してアピールできる」(立憲幹部)項目を並べた。

 4日前に菅首相が自民党総裁選への不出馬を表明し、自民党総裁選一色の報道になり、党内では動揺が広がっている。

 立憲幹部の一人は「自民党が…

この記事は有料会員記事です。残り2068文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
2021衆院選

2021衆院選

ニュースや連載、候補者の政策への考え方など選挙情報を多角的にお伝えします。[記事一覧へ]