視覚障害者らの乗降アナウンス、JR東が見直しへ 痴漢被害の原因に

小川崇
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 JR東日本は7日、車いす利用者や視覚障害者らの乗降の際に流れるアナウンスの内容を一部見直すと明らかにした。障害者団体が「痴漢やストーカーの被害につながっている」として国に改善を求めていた。

 JR東によると、アナウンスは介助する駅員や乗務員らが乗車位置や降車駅情報を共有したり、乗降時に異常を覚知したりするために使っている。降車駅のアナウンスは利用者の同意を得ているというが、要望を受けた国土交通省鉄道事業者に別の方法を検討するよう促していた。

 JR東の深沢祐二社長は会見で「指摘もありましたので、今後は放送については原則やらない方向で考えている」と話した。首都圏の一部の路線では、駅員同士がタブレット端末で情報を共有していることから、こうした方法を拡大させ、将来的にはアナウンスをやめる方向で検討するという。(小川崇)