タリバンが新内閣発表、権力ほぼ独占 3代目指導者を最高権威に

有料会員記事アフガニスタン情勢

バンコク=乗京真知
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 アフガニスタンの政権を崩壊させ、権力を掌握したイスラム主義勢力タリバンは7日、新しい統治の枠組みと、暫定政権の顔ぶれを発表した。タリバンの3代目指導者ハイバトゥラ・アクンザダ幹部を最高権威とし、その側近たちで主要閣僚を固めた。

 タリバンは国際社会の批判をかわすため、反対勢力も含めた「包括的な政権」を樹立すると約束していたが、暫定政権では権力をほぼ独占する。国際社会がタリバン主導の政府を承認するかは不透明だ。

 タリバンの報道担当のムジャヒド幹部が7日午後、記者会見で明らかにした。ムジャヒド幹部によると、1996~2001年のタリバン旧政権で外相を務めたハッサン幹部が首相に就任する。米国との交渉役を務めてきたバラダル幹部が第1副首相、中国との連絡役を務めてきたハナフィー幹部が第2副首相に就く。旧政権で情報文化相を務めたムタキ幹部が外相となる。

 治安部門では、オマール初代最高指導者の息子のヤクブ幹部が国防相、強硬派「ハッカーニ派」のシラジュディン・ハッカーニ幹部が内務相を担う。

 タリバンは01年9月の米同…

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