監視カメラ67台、「馬券不正」笠松競馬の対策に死角はあるか

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荻野好弘
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 調教師や騎手らによる馬券購入問題に揺れた笠松競馬(岐阜県笠松町)。8日、8カ月ぶりにレースが再開された競馬場には、監視カメラが多数設置されるなど不正防止策が導入された。主催者の県地方競馬組合は「公正な競馬ができることをファンに示したい」と強調する。ファンの信頼は回復するのか。

 組合は競馬再開に向けた準備をほぼ整えた8月、「監視強化」の現場をメディアに公開した。普段は関係者のみが立ち入る施設だ。

 騎手がレース前日から宿泊する「調整ルーム」。サウナで体重を減らすなど心身を整えるところで、学生寮のような4階建て。

 1階入り口には「騎手以外の立入禁止」の立て札がある。本来、騎手は外部から隔離され、携帯電話などの通信機器は1階の舎監(管理人)に預ける規則だが、長く有名無実化していたことが馬券購入問題で発覚した。

 競馬法違反(馬券購入)の罪で罰金の略式命令を受けた調教師(元騎手)は、調整ルームの管理態勢を「ザルだった」と朝日新聞の取材に話した。

 携帯を持ち込み、紙に書いた…

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