東京パラ、参考になったことは? 次回パリ大会の組織委会長に聞いた

有料記事

遠田寛生
[PR]

 2024年パリ・オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の会長で、五輪カヌーでは3大会で金メダルを獲得したトニ・エスタンゲ氏(43)が朝日新聞のインタビューに応じた。東京五輪・パラで何を感じ、何を学んだのか。3年後の大会に向け、様々な気づきがあったようだ。

 東京大会は暑さ対策や競技日程・時間の変更などが参考になったという。「厳しい状況のなか、印象深い大会だった。選手の活躍が光り、世界記録もたくさん出た。最終的には大成功した大会として語り継がれていくだろう」

 新型コロナウイルスの感染拡大で、東京五輪の開催には世論の反発が強かった。その点について問われると、「東京大会だけでなく、リオデジャネイロ大会でも反対の声はあった。フランスでも起きかねない。国民や市民と積極的な対話が必要になる」と語った。

 対策として、組織委内に「エ…

この記事は有料記事です。残り1139文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら