国交省職員、1500万円相当の物品受け取りか パソコンなどを換金

加治隼人
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 国土交通省九州地方整備局発注の修理業務をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された同省職員の中島悟朗容疑者(47)が約5年間にわたり、贈賄側の業者から計1500万円相当の物品を受け取っていた疑いがあることが、捜査関係者への取材でわかった。福岡県警は、転売して現金に換え、飲食やパチンコなどの遊興費に充てていたとみている。

 中島容疑者は、同局関門航路事務所に配属された15年以降、海洋環境整備船「がんりゅう」の修理や運行管理を担当。捜査関係者によると、2016年から今年3月までに、修理業務などを受注していた船舶修理会社(山口県下関市)の取締役の男(60)=贈賄容疑で書類送検=からパソコンやデジタルカメラなどの電化製品計二百数十点(1500万円相当)を受け取っていたという。

 中島容疑者は今年1月ごろ、同船のクレーン修理で同社を随意契約の相手先とする書類を起案し、取締役から見返りとして計数十万円相当の電化製品を受け取ったとして収賄容疑で8月に逮捕された。(加治隼人)