【詳報】揺れ続けた形勢判断 挑戦者が2日制で名人に初めて勝利

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尾崎希海 村上耕司 大出公二
平田智也七段と星合志保三段のバーチャル大盤解説会 あの棋士もゲストに?~井山裕太名人VS一力遼天元~【第46期囲碁名人戦第2局】
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 福島県郡山市の旅館「四季彩一力」で打たれている第46期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)第2局2日目の模様を、タイムラインでお伝えします。1日目の8日は、先番(黒番)の井山裕太名人(32)=棋聖・本因坊・碁聖と合わせ四冠=が67手目を封じて打ち掛けに。一力遼挑戦者(24)=天元=との難解な攻防がつづきます。(尾崎希海)

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第2局に勝った一力挑戦者(左)と敗れた井山名人=2021年9月9日午後、福島県郡山市、迫和義撮影

一力挑戦者「ホッとした」

 終局後、一力挑戦者と報道陣の一問一答は次の通り。

 ――1日目はどうでしたか。

 「白28からツケて仕掛けていったが、そのときはあまり成算はなかった。封じ手のあたりはしょうがない進行かなと」

 ――2日目、コウ争いが各所で起こった。どういう判断だった。

 「どのあたりの打ち方も正しかったかはわからない。実戦左下の二段コウまでは少し余裕があるのかなと。中央はもう少しいい打ち方があったかもしれない」

 ――半目勝ち、いけると思ったのはいつごろ。

 「本当に最後の小ヨセですね…

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