「勝手にやりなよ、ユー」ジャニーズ25年、屋良朝幸の反骨心と舞台
田部愛
「じゃあ勝手にやりなよ、ユー」
故ジャニー喜多川氏にそう言わせたほどの、強い意思と反骨心。ジャニーズ事務所に入所して25年、自分の道を突き進んできた屋良朝幸は、いま無二の存在として輝いている。
1995年、滝沢秀明や今井翼と同じ日に、事務所に入所した。ダンスにはまり、アイドルの枠にとどまらず、技術を高めたくて街へ。ビルのガラスの前でストリートの仲間たちと踊り、クラブを訪れるなど、アンダーグラウンドの世界に浸った。「そういう『におい』をどうにかジャニーズに持ち込めないか。『俺はこれがやりたいから仕方ない』と、良くも悪くも自分を曲げなかった」
9月から上演が始まるミュー…