煎餅の老舗「もち吉」があんぱん 13年ぶり復活のきっかけは新事業

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前田伸也
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 手のひらサイズの大きなあんぱんを福岡県直方市の老舗和菓子メーカー「もち吉」が販売し、話題になっている。もち吉はせんべいやあられなど米菓が主力だが、あんぱんは13年ぶりの復活。新たな事業の展開が後押しした。

 せんべいのイメージが強いもち吉だが、団子や大福、草餅といったあんこを使った生菓子も販売し、固定ファンがいる。

 そのあんこをたっぷり包んだあんぱんは、森田長吉社長(83)の「昔食べた懐かしい味を、お客様が喜ぶような形で」という発案から、1999年に誕生した。北海道十勝産の小豆を使ったあんこ90グラムを60グラムのパンで包み、直径約13センチに仕上げ、105円で店頭に並べると、安さと大きさを求め、多くの客が店に足を運んだ。

 評判が広がり、本社のある福岡県直方市から東京都内の店舗にも発送していたが、全国に店舗が増え、配送が間に合わなくなったことなどから、2008年に販売をやめた。

 復活は、もち吉の新事業として動き出したうどん店がきっかけだった。

 20年8月の開店をめざし…

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