パラ学校観戦、参加者は9568人 教育委員ら「検証を」

新型コロナウイルス

池上桃子
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 5日に閉幕した東京パラリンピックの「学校連携観戦」について、東京都教育委員会は9日の定例会で、小中高と幼稚園120校の9568人が参加したと明らかにした。新型コロナウイルスの感染が収まらないことを受けて辞退する学校や児童生徒が相次ぎ、8月中旬時点で観戦予定だった約13万2千人から大幅に減った。児童生徒・教員5447人がPCR検査を受け、陽性者は4人だった。

 学校連携観戦は8月25日~9月5日、都内の8会場で行われた。都によると、新宿区渋谷区杉並区八王子市の小中学校や幼稚園114校9337人と、都立中高6校231人が観戦した。このほか、都内の私立中高と幼稚園20校975人も観戦した。

 観戦するかどうかは、学校を所管する自治体が決め、校長と園長が判断した。観戦を望まない児童生徒は参加を辞退できた。都内では、8月18日時点で8自治体の約13万人と都立学校23校の約2千人が観戦を希望していたが、その後もコロナの感染拡大が続き、「感染のリスクが高い」「保護者から反対の声が寄せられている」などの理由で自治体や学校、児童生徒の辞退が相次いだ。

 定例会に出席した元日本オリンピック委員会理事の山口香委員は「後から振り返って、実施したことが良かったと判断されるかは分からない。大切なのは今後に向けた検証」と述べた上で、「自治体や学校が行くか行かないかを決めたプロセスも含めて、記録を残しておくべきだ」と強調した。(池上桃子)

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