被害者の車いす女性が続けた聞き取り、国を動かした 駅放送見直し

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大坪実佳子
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 車いす利用者や視覚障害者が電車に乗り降りする際に流れる駅のアナウンスについて、JR東日本が今後は原則しない方針を打ち出した。

 こうした放送が痴漢やストーカーの被害につながっているとして、障害者団体「DPI日本会議」が国土交通省に要望したことがきっかけだった。

 要望書を出した団体のメンバーで車いすを利用している都内在住の女性(52)は、自身も放送が引き金になって男につきまとわれたことがあり、同様の被害の聞き取りを始めた。解決するにはどうしたら良いか悩み続けてきた。

 今回、国交省などが動いたことに手応えを感じつつ、「こうした実態があることを知ってもらい、周りの人ももし見かけたら力になってほしい」と願う。

アナウンスで居場所知られ……

 女性は1997年から、頸椎(けいつい)にできた腫瘍(しゅよう)の後遺症が原因で車いすを使うようになった。要望書を出すきっかけになったのは、10年以上前のある出来事だった。

 女性は、知り合いの車いす利…

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